代々木WSZ薔薇色から思う菊池風磨くん。



ただの中島担による風磨くんへの独り言。
風磨くん担でもなんでもなくて何もわからないわたしが、ただ文字に残したくなっただけ。
わたしから見た菊池風磨くん。
少しだけお付き合いいただければ。



最近さいたま公演を見ることが多くて、当たり前のように中島くんはキラキラしていて全力でアイドルだ。
でもそれ以上に風磨くんの存在感がさいたまで異彩を放っていて目につく。


確かにあの日自分の目でsexy zoneの5人を見たつもりだったし、DVDになってからも何度も見てたはずだった。このコンサートはあまり評判は良くなくて、3人体制に入りたての頃のあの渦中に片足を突っ込んだ状態で行われたもの。

でもわたしはそんなに否定やマイナスに評価されるほど悪いものではなかったと思うんだ。
ステージや衣装•構成、セクシーファミリーへの不満が溢れた公演だったのかもしれないけど、与えられたものの中で今見せることのできる精一杯を彼らは見せてくれていたと感じたから。






体制への不満
彼らへの不満

が、いつからか同じものとされ
その矛先が彼ら自身に向けられるようになったのは

いつから?
誰が悪い?




風磨くんを語る上でどうしても外せないのが何度も言うけど、代々木以外ないと思っていて。

代々木でのイベントで先陣をきって、ファンに石を投げたのは誰でもない風磨くんだった。
でもあれはファンが3人に非難の声を浴びせたから、風磨くんは2人を守るために自分を犠牲にして悪役をかってでたんだ。



真っ先に口を開いたけれど、覚悟以上の声の大きさに言葉に詰まった中島くんがいた。
そんな中島くんを助けようと口を開こうとした勝利くんがいた。

それを遮って2人を下がらせて話し出した風磨くんがそこにはいた。



そこからの風磨くんは少し棘があるような口調と、鋭い目をしてわたしたちを見ていたな。
それはまるでこれからの困難に立ち向かう為の強い決意だけでなく、大事なものを傷付けられたがゆえの防衛反応だったような気がした。



いつだってそうだった。
風磨くんは自分が傷付くことよりも、
自分の大切にしている周りが傷付くことを許さない。
例え自分がどんな窮地に立たされようとそれを知っていても、大切なものを傷付けられることをなによりも嫌う。
ならば、自分が傷付けばいいって思う人だと。

自分が傷付くことよりも
周りが傷付くことを1番に恐れる人。



自己犠牲の上に風磨くんの貫く正義が成立する。




本当は味方であるはずのファンに思いがけず心ない声を投げられた瞬間、彼らの目にわたしたちファンはどう映ったんだろう。
自分たちですら望んだ形ではなく逃げ出したい気持ちの方が大きい中、折れかけの心を振るい立たせてでも懸命にステージに立っていたあの瞬間。あの声が直接届いてしまった瞬間。
彼らにはどんな景色が広がっていたのかな。
そう想像するだけで未だにぎゅーって心が痛む。



今だから言えることも
今だからこそ気付けたことも
たくさんある。


5人でなければ意味がないと心が叫んでいても
事務所が用意した言葉を並べなければならない悲痛さ。
せめてもと口にした

"可能性"

とゆう言葉すら、全てに飲み込まれて消えていった。
可能性とゆう言葉にして、誤魔化していませんか?逃げていませんか?
だなんて、真っ向から否定するような言葉を投げかけたのは誰でもないわたしたちの方で。


確かにあの時のメンバーはこの未知なる可能性に賭けるしかなかったんだ。いつまで続くかもわからぬ一寸先すら闇に包まれていたあの現実の中、何を信じて何を目指していけばいいのかすら闇雲にされていたあの時、それでもこの言葉だけが彼らの唯一の救いであり、希望の光だったのに。




まだその可能性に届いたとは1ミリも思っていないけれど、その可能性が拓けているんだってことは実感してる。

名古屋で
「俺あんとき嘘つきみたいになってたけどさあ!」
だなんて、少し自虐的になりながらも
強めの口調で言った風磨くんがいた。




あの瞬間、忘れていたわけではないけれど
今の現状に甘んじていた自分に気付かされたんだ

そうだ、その言葉を投げたのはまぎれもないわたしたちファンで、その言葉をさぞ正論かのようにすり替えて孤独に戦ってた彼らに投げつけたのもわたしたちファンだったんだ。

中島くんもそうだけど、ポツポツと話すことはあっても確信に触れるように話したりはしないから、核心をついて真っ向から言葉にする風磨くんはより一層浮くんだろう。
言葉にすることで救える気持ちもある。
その逆にそれ以上の反感が返ってくることだって承知で言葉にする。




風磨くんはきっと一時も忘れたことなんてなかったんだろう。自分が投げかけたことに対してのわたしたちのあの疑いの目を。
一生忘れてくれないんだろうなあ。どんなに現状が改善されようと、ファンと彼らの関係がいいものになっていこうと、あの瞬間だけはきっと風磨くんの中で根強く植えつけられているんだろうなあって思う。




そう感じていた矢先の薔薇色は確信に繋がったかな。
風磨くんの中で"あの時期"は乗り越えるべくして乗り越えたモノだったけど、それと同時に絶対に忘れることない記憶として焼き付けられてる。


それは悪い意味でも決して忘れてくれないだろう。
わたしたちの心無い言葉も全部。








「何にも心配なんかせずにただ純粋に、僕らを応援していただけませんか」

「もし応援することをやめてしまった人がいたとすれば、もう一度あなたの止まった時計の針を僕らと動かしませんか?」





こうやって不甲斐ない体制のせいで離れていったファンにも声をかけられる繊細な人。
そんな人が一緒に乗り越えようとするべきわたしたちファンに牙を剥くはずなんてなかったはずなのに、それは起こってしまったんだもんなあ。今残ったファンでさえあの疑いの目を向けられた記憶は色濃く残っていくんだろうなあ。






その思い出を塗り替えられるのはわたしたちファンでしかなくて、なんとかしなくてはいけないのはわたしたち以外なくて。

だからこそ、消せないならば塗り替えていかないといけないって強く思った今回のコンサート。
今の5人に出来ること、今までやりたかったことが詰まった2時間半にわたしたちも誠心誠意で向き合わないと。
無くなってしまった信頼関係をまた築いていかなければならないんだろう。




今回のコンサート、
確かに課題はたくさんあったと思う。
でもそれに目を反らすことなくもっとより良いものを作っていける子達だと信じているから。
今に満足することなくさらなる演出をしてくれるはず。

爆竹と炎を使った演出を見たときに、グループとしても変化の時なんだと思った。今を逃すとダメなことばかりだった。だから詰め込んだ今回のコンサート。少し彼らのレベルとは合わないで背伸びした感が否めなかったけど、成長過程だからこそのズレであって、そのズレすら彼らの糧となるはず。
そのズレを少しずつ埋めていくことが何よりの成長の証だから。


あの時のあの炎とライトの中、黒世界に浮かび上がる白い衣装の彼ら。本来なら黒い衣装をもってきそうなところであえて全身白衣装なのが良い意味で裏切られた。
ミスマッチな世界観の中に浮かぶsexy zoneの5人が、新たなる扉を開こうとしてる、そんな気がしたんだ。







そう思った時に、グループの要となる人って
わたしの中では風磨くんしかいない。


perfect portion
誰にも解けないミステリー

この2曲において、
風磨くんのダンスや歌の立ち位置は誰にも渡せないぐらいの適役としか思えなくて、中島くんですらもハマらないと思う。



言葉にするのが難しくて残念だけど、
誰にも解けないミステリーのあの風磨くんから聡マリちゃん、そして中島くん勝利くんに続くあのダンスなんて風磨くんありきでしょう。
あそこすごく好きなんだ。
perfect portionの間奏の部分も風磨くんがセンターだ。

歌詞だってそう。肝心なところは全て風磨くんが歌ってる。この歌詞好きだなあって思うところは、風磨くんが歌っているな。





風磨くんがいるから、sexy zoneは黒にもなれる。
アイドル軍団の中にいる、少し異端な存在こそが菊池風磨で。
でも風磨くん自体すごくアイドル性は持ち合わせていて、ただその対照が中島健人とゆう稀に見る最強アイドルだったとゆう話なだけで、多方面から言われることもあるけれど、そんなこと気にして風磨くんの良さが消えて無くなってしまったらそっちのが大問題だ。




アイドルにはまる風磨くんも
アイドルにはまらない風磨くんも
アイドルにはめようとする風磨くんも
アイドルにはめない風磨くんも

どれもアイドル風磨くんで生身の人間の風磨くんだ。




中島くんと勝利くんを守る為にファンすら敵に回す覚悟を持つ彼を誰が責められよう。
それだけでなく、聡マリちゃんを見たってどれだけ風磨くんがsexy zoneにとって彼らにとってキーパーソンなのかなんて一目瞭然で。





ファンや自分の気持ち、今起こる現実に
真摯に向き合おうとする風磨くんを
これからも好きでいたい。

時に言いすぎてそんなに食らいつかなくっていいじゃんって思うこともあるけど、自分の曲げられない信念から目をそらせずうまく繕えない等身大の風磨くんがこれからも変わらずいてくれたらなあって。


風磨くんの真っ直ぐな言葉に救われるひともたくさんいるから。だから、誰が何と言おうと自分自身の言葉と気持ちで伝えて欲しい。
ただ自分だけが傷付けばいいなんて思いに成り立つエゴは嫌だよ。




いつだって風磨くんの周りには人が集まってくる。
極度の人見知りだと言うくせに愛され上手で、人の懐に自然と入っていってしまう。

誰よりも愛され上手で愛し上手。
誰よりも普通でいることに重きを置いて、人を愛すから、愛された人は嘘をつかずそのままを風磨くんに愛してもらえるんだろう。





なによりわたしは
風磨くんの横にいる中島くんが大好きなんだ。
あの照れを隠しきれない動揺しっぱなしの中島くんの顔が何よりも好き。

そんな2人をこれからも見せて欲しい。





ありのままの風磨くんが大好きです。
変わらずいて欲しい。

願うのはただそれだけです。