ハイヒールとわたしとこの夏のこと。


もう夏が終わっちゃったんだね。
なんだか夏が始まる前はまだまだだなって思っていたのに、気付けばあっとゆうまに夏が通り過ぎていった。
ソロコンだけで考えてみれば、
今年のソロコンも終わって、
去年のあのソロコンからは1年が経っているんだね。

この1年、あっとゆうまで、
でもかけがえのない毎日だった。
キミの幸せを願わなかった日は1日も無かったよ。

 

 

何気なく過ごしてきた毎日だったけど、
実はすごく悩んで苦しんで考えてきた。
だからわたしなりにいろんなことを心に秘めて覚悟を決めて中島くんのソロコンを観た。

 

気付いていたのに気付かないフリをしていたこと
気付かなかったことに気付いてしまったこと
気付いていたからこそ確信したこと

そんな風に中島くんを見てた。

 


中島くんが見たい世界はなんなんだろう
連れて行きたい世界はどんな景色なのだろう

そして
その原動力となるものはいったいどんなものなのだろう。

 


その時にわたしはどこにいて
誰となにを見てるんだろう、って。

 

 

 


前にツイートしたディア ハイヒールの記事。

わたしにはまだまだ理解できないことばかりで
ソロコンで見た彼の姿を重ねてもなお飲み込めなくて。
もう少しだけ早くこの記事に出会っていたら、少しは見方やベクトルの向け方が変わっていたのかな。

 

わたしはこの曲の思いの重さを知ることはこの先もない。
知らなくていいことだとすら思ってる。
ただね、わたしにとってもとても大事な曲であることには変わりない。声にならない声や、伝えてはいけない心が、この曲を聞くたびに溢れ出すから。

この先も知らないフリをし続けて、このままでいればいいのかななんて思ったズルい情けない自分がそこにはいて。でも中島くんは、自分の気持ちから目を逸らすことなく、この曲を大事だとゆう。噓偽りないあの目が忘れられない。
弱いわたしなんかとは大違いだ。

 

初めてCDで聞いたあの日
初めてコンサートで歌ってる姿を見たあの日
テレビで披露したあの日
ソロコンで薔薇を持って歌ったあの日

もうこれで最後だと何度思って目に焼き付けて来ただろうか。テレビで見た中島くんは、この曲をなぜか二回歌っていた。今だから言うけど、同じ曲を二回歌うことってすごく珍しいよね。

あの2回目の顔、何度も思い出して泣きそうになる。

 

少しだけわたしの話をさせてもらうと
わたしの大事な人はわたしを置いて、わたしの知らない世界へ行きました。もう会うことはなくてもう会えることもない。何があってもわたしの味方でいてくれた人です。
もう結婚なんていいや〜なんて開き直ってはいるけど、わたしだって幸せになりたいって思う瞬間はたくさんある。

でも。わたしが一緒に幸せになりたいって思う人ってこの先も揺らぐことなくもう決まっているんですよね。笑

 

 

だからこそ。

 

 

 

 

 

 

 

 


中島くんにだけは幸せになって欲しい。

 


一ファンの願いなどちっぽけなものですが、
わたしは心の底から彼の幸せを願っているよ。

 

彼の幸せがアイドルとしてなのか、それとも1人の人間としてなのか、わたしにはわかりません。彼の望む未来がどんなものなのか、わたしは知る術などありません。ただ、彼の笑顔だけがわたしの幸せであって、わたしの未来なんですよね。

キモいでしょ?わたし。
リア恋なんてとっくりに通り過ぎて、本当の痛い子なんですよ(笑)すごい域まで達してます。
、、まあ、知ってるか。(笑)

 

 


ソロコン最終日、ディア ハイヒールを歌う背中を見て
横浜公演を思い出した。

あの日もわたしの席からは背中しか見えなくてずっと背中を見てた。"ああ、あの時と何も変わってない"なんていろんな思いをフラッシュバックさせながら見てた。

 

わたしにとってハイヒールは大人の女性を表すものなんかじゃなくて自分の未熟さ幼さを象徴するもの。そして絶対に敵うことのないもの。大人の女性になりたくて、どれだけ高いヒールを履いてもただの背伸びでしかなくて、いつもわたしを見てくれない人ばかりを思うんですよね。
絶対に埋まることない歳の差を嘆いて、大人になったフリをしていても、心は幼くて構って欲しいわたしを見てってガキな自分がいて。

ハイヒールは大好きで、大嫌い。


この足の痛みすらわかってくれない人なんて、
わたしの気持ちなんてわかってくれやしない。
ってハイヒールを履くたび惨めになったりもしてきた。
だけど、それ以上にハイヒールが無い自分には価値が無いような気がして。

 

 

 


この曲は年下の男の子が、年上の女性に恋をするお話。
その恋が報われるのか報われないのかわからないけれど、それでも少しずつ成長していく主人公の淡いそして切ない恋心を歌ったもの。
わたしはこの曲を一度でいいから、この主人公の男の子よりも年下の女の子として聞いてみたかった。


年上の女性を思うヒトを思う年下の女の子

その時どんな景色が広がっているんだろう。
どちらにせよ越えられない歳の差にそれぞれが悩んで葛藤してるんでしょうね。

 


なにより、中島くんが言う"青い風"を感じてみたかった。
中島くんは年上の女性を指すときに必ず"青い風"を使う。
自分ではまだまだ未熟で青い風なんて未だに吹いているよって思うのだけれど、中島くんの中では年上の女性は青い風はもう吹いていない。

その溝がどれだけ埋まらないのだろうってテキストを読むたび感じてきた。

 


どう見方を変えてみても、わたしは年上の女性にしかなれなくて、年上の人を好きでいる自分だけど、この女性とわたしの思う人を重ねて聞くことなんて出来なくて。
それにこんなに綺麗に描かれるほどわたしは大人な女性にはなれないなあって少し寂しくなったり。


歳の差って気にしてるだけで、本当は存在しない。
いろんな理由をつけて、自分が納得するための理由付け。
これはあくまでわたしの考えであって、わたしの逃げなんだけどね。

歳の差を気にするのは自分に自信がないから。
歳の差を理由にするのは自分の未熟さを認めたくないから。


いくつ離れてるだとか考えてるなら、その分見てもらえる努力をすればいいんだよね。でもそれが中々出来なくて歳の差に理由付けをする。ダメダメな人間です。

 

 

 

この1年、ずっと思ってきた。
"もう、負けないよ"と言った中島くんが
"変われるよ"と言った中島くんが

誰よりも強く自分の信じる道を歩けますように


時には弱くなって、
でもそれ以上に強さを身に纏える
そんな輝かしい未来が待っていますように

 

って。

 

 

 

 

そして、
素敵な優しさで包んでくれる人に大事にされますように。
中島くんだけをただ真っ直ぐに愛せる人に愛されますように。


わたしの言葉はあまりにも無力でちっぽけなものだから、どうか中島くんが信じる人だけは、彼に真っ直ぐな思いやヒカリをさして導いてあげて欲しいなってそう願って来た。

 

 


永遠の約束なんて存在しないことなんてわかっているけど、それでも永遠を信じさせてくれる人が中島くんの隣にいてくれればいいなってずっとずっと願っているよ。


わたしはそんな女性にはなれない。
きっとこの先もなれることはないでしょう。
強くもなければ、そんなに自分を強く持てないから。
いつもグラグラぐらついて、自分で決めた決心さえも一瞬で崩してしまう。自分の不安を誰かに伝染させてしまうぐらい不安定なわたしがいる。
自分では強く振舞っているつもりでも、わかる人にはわかってしまうぐらい未熟な弱さを持っていて。
なにより、わたしの弱さに気付いてしまうくらい心が綺麗な人が多すぎるんだ。わたしには勿体なさすぎる。
いつでもわたしがいるよって言ってあげたいのに、不安にさせてしまう。
いつだってわたしは誰かを傷付けることしか出来ない。

 

 


わたしの"好き"は必ず誰かを傷付ける。
大事にしたいと思えば思うほど誰かを傷付けていく。


少なくていい。
その少ないモノだけを100%をかけて大事にする。
だなんて、かっこつけて、でも実際はそんな大それたこと出来やしない。

言葉にしないと伝わらない想いがあるはずで、
自分なりに伝えているつもりでも、
その言葉が知らず知らずのうちに誰かを傷付けていく。
これじゃあなんの意味もないと、何度も経験してきたはずなのに。そうやって何度も後悔してきたはずなのに。


伝えても伝えても伝わらない気持ちも
伝えたいことですら伝えられない気持ちも
全部は"言葉"の"オモイ"なんだよって知っていたはずなのにね。

タイミングだけを気にして口にしないことばかり積もっていっても、そのタイミングが2度と来ないなら、思っていることすら思っていないことと同じになってしまうのに。

 

 

嘘はつきたくなかった。
だから真っ直ぐな自分でいたかったのに、
必ず嘘はわたしにつきまとう。

バカじゃないから、いろんなこと気付いていたよ。
でもそんなことなんてどうでもよく感じたくて、自分の勝手な解釈で"まだ元に戻れるんじゃないか""やり直せるんじゃないか"って、いつだって大切な誰かを思う気持ちを忘れてしまうんだよね。

 

 


一生持っていくよ、この気持ち。
この夏がわたしに教えてくれたこと、一生忘れない。


なかじまくんが繋げてくれた出会いに一生感謝する。
わたしの初恋であり、最後の恋。

 

 

キミに伝えたことも見せたかった世界も嘘じゃなかった。
あなたに伝えた大好きも1ミリも嘘じゃないんだよ。
信じてもらえないけど、大好きに嘘なんて1つもない。

いい人間じゃないなんて言葉言わせてしまってゴメンなさい。わたしの方がよっぽど汚い人間なのに。

 

 


いつだってわたしは無力だ。
だからね、せめて、みんなの幸せを誰よりも祈らせてください。

 


あなたも、
そして傷付けてしまった大好きな人も

 

そしてけんとにも。

 

 

 


幸せが満ち溢れる優しい未来がこの先に待っていますように。
それだけをわたしは祈ってここから好きを伝えていくよ。